防災グッズノベルティ|もらって嬉しい4条件を防災士解説

防災グッズノベルティ|もらって嬉しい4条件を防災士解説
こんにちは。「ふくしまの防災 HIH ヒカリネット」防災士の後藤です。
「今度の周年記念、防災グッズにしようと思うんですが、何を選べばいいですか」——最近、こういうご相談が本当に増えました。展示会の粗品から、株主優待、周年記念品まで、防災グッズをノベルティに選ぶ企業さんが確実に増えています。
ただ、正直に言うと、選び方を間違えると「配ったのに使われない」という結果になりがちなジャンルでもあります。私自身、法人のお客様に納品する立場として、その場面を何度も見てきました。
この記事では、防災グッズのノベルティを単価・配布先・中身の3軸から整理して、「もらって嬉しい」と言われるものの共通点を、防災士の視点と公的データの両方でお伝えします。
この記事でわかること
- 防災グッズノベルティの単価相場と予算の考え方がわかる
- もらって嬉しい防災グッズの4条件がわかる
- 名入れ・小ロット発注で確認すべきポイントがわかる
- 経費の科目(広告宣伝費か交際費か)の判断軸がわかる
- 配布先別に何を選べばよいかが比較表でわかる
防災グッズのノベルティは、単価だけで選ぶと使われずに終わります。配布先と使う場面から逆算するのが、失敗しない基準です。
防災グッズのノベルティが選ばれる理由

まずは「なぜ今、防災グッズがノベルティとして選ばれているのか」という前提から整理していきますね。ここを押さえておくと、社内の稟議も通しやすくなります。
防災グッズノベルティとは

防災グッズノベルティとは、企業が販促や記念品として配布するために用意する、災害時に使える防災用品のことです。
タオルやボールペンといった従来の定番品と違うのは、「もらった人の生活の中で出番が来ないほうがいい」という、少し不思議な性質を持っている点です。使われないまま保管されることが、そのまま価値になる。ノベルティとしてはかなり特殊なカテゴリだと思います。
ノベルティ、記念品、粗品、景品——呼び方はいろいろありますが、この記事ではまとめて「配布用の防災グッズ」として扱います。ただし後述する経費の扱いは、配る相手によって変わる可能性があるので、そこだけは分けて考えてください。
企業が防災グッズを配る3つの理由

実際にご相談をいただく理由は、だいたい次の3つに集約されます。
1つ目は、捨てられにくいことです。ノベルティの悩みは「その場で捨てられる」ことですが、防災グッズは違います。「災害用」というラベルがついた瞬間、多くの人は捨てる判断を保留します。結果として、机の引き出しや玄関の棚に長く残る。企業名が長期間、生活空間に置かれ続けるという意味では、費用対効果はかなり高い部類だと思います。
2つ目は、企業姿勢のメッセージになることです。「安全に関心のある会社」という印象は、取引先にも従業員にも伝わります。特に近年はBCP(事業継続計画)への関心が高く、防災グッズを配ること自体が姿勢の表明になります。
3つ目は、従業員の自宅の穴を埋められることです。ここは意外と見落とされがちなポイントなので、少し詳しく説明させてください。
企業の防災備蓄は、基本的に「会社にいる間」を守るためのものです。たとえば東京都帰宅困難者対策条例では、事業者に対して従業者の施設内待機による一斉帰宅の抑制と、3日分の飲料水・食糧等の備蓄が努力義務とされています。これは平成24年3月に制定され、25年4月に施行されたものです。
ところが、災害はいつ起きるかわかりません。夜かもしれないし、休日かもしれない。そのとき従業員がいるのは自宅です。会社の備蓄がどれだけ充実していても、従業員の自宅が空っぽなら、その人は守れないんですね。
社内備蓄=会社にいる時間を守るもの。配布用ノベルティ=従業員や取引先の「自宅の穴」を埋めるもの。この2つは目的が別なので、どちらかがあればいいという話ではありません。
内閣府の「企業の事業継続及び防災の取組に関する実態調査」(令和6年3月)でも、飲料水・食料品に比べてトイレ・毛布を備蓄している企業は少なく、大企業は全ての物品で7割以上が備蓄している一方、中堅企業やその他の企業は4〜7割にとどまるという結果が示されています。会社側でも品目に偏りがあるわけですから、自宅側はなおさらです。
ノベルティの単価相場と予算感

ここが一番よく聞かれるところですね。HIHでお受けする案件の実感としては、おおよそ4つのレンジに分かれます。
| 単価帯(1個あたり) | 主な配布シーン | 選ばれやすいもの |
|---|---|---|
| 〜300円 | 展示会・粗品・来場記念 | ホイッスル、アルミブランケット、簡易ライト |
| 500〜1,500円 | 販促品・景品・イベント | 携帯トイレ、保存水、衛生用品セット |
| 3,000〜5,000円 | 記念品・取引先・従業員配布 | 車載用の防災ポーチ、コンパクト防災セット |
| 10,000円〜 | 周年記念・株主優待・重要取引先 | ソーラーパネル付き防災セット、電源系 |
「ノベルティに1万円は高すぎるのでは」と感じる方もいると思います。ただ、周年記念品や株主優待は、そもそも単価が数千円〜1万円台で設定されることも珍しくありません。そこにカタログギフトを選ぶか、防災セットを選ぶか、という比較になります。
私の考えでは、単価が上がるほど防災グッズは有利になります。なぜなら、高単価帯の贈答品は「持っているかもしれないもの」との勝負になるからです。良質なタオルや食品は、既に持っている可能性が高い。一方で、災害用の電源を自宅に備えている家庭はまだ多くありません。かぶらない、というだけで贈り物としての価値は上がります。
名入れと小ロット対応の確認点

発注時に確認しておくと、あとで揉めにくいポイントを挙げておきます。
発注前に必ず確認したいこと
- 名入れの位置と方法:袋への印刷か、本体への刻印か。防水加工されたバッグは印刷が乗りにくい素材もあります
- 最小ロット:名入れありは数百個から、名入れなしなら小ロットでも対応可能なケースが多いです
- 納期:名入れは版の制作が入るため、通常より2〜4週間長く見ておくと安心です
- 賞味期限・使用推奨期限:食品や電池は、納品時点で残り期限がどれだけあるかを確認してください
- 配送先の分割:拠点ごとに分けて納品できるか。まとめて本社に届くと、そこから再発送する手間が発生します
特に見落とされがちなのが、期限の確認です。ノベルティは発注してから配布まで数か月空くこともありますし、配った後は何年も保管されます。納品時点で期限が短いものを配ると、受け取った人にとっては「もらってすぐ使えないゴミ」になってしまいます。
経費は広告宣伝費か交際費か

ここは経理担当の方から必ず聞かれる論点です。結論から言うと、「誰に配るか」で扱いが変わる可能性があります。
国税庁の説明では、交際費等とは、得意先や仕入先その他事業に関係のある者などに対する接待、供応、慰安、贈答などの行為のために支出する費用とされています。ただし、カレンダーや手帳、手ぬぐいなどを贈与するために通常要する費用や、不特定多数の者に対する宣伝的効果を意図した費用は交際費等には含まれず、広告宣伝費となる、とされています(出典:国税庁『No.5260 交際費等と広告宣伝費との区分』)。
つまり、ざっくり言えばこういう軸になります。
| 配る相手 | 想定される考え方 |
|---|---|
| 展示会来場者など不特定多数 | 宣伝的効果を意図した費用として整理されやすい |
| 特定の得意先・取引先への贈答 | 交際費等に該当するかどうかの検討が必要 |
| 自社の従業員向け | 福利厚生費など、別の科目での検討対象になる |
経費の区分は、単価・配布方法・目的など個別の事情によって判断が分かれます。上記はあくまで考え方の整理ですので、実際の処理は必ず顧問税理士や所轄の税務署にご確認ください。
防災士が見る中身の落とし穴

ここからは、カタログの写真だけではわからない部分の話をします。防災の道具は、しまわれている時間が圧倒的に長い。そこに落とし穴があります。
一番多いのが、乾電池を入れたまま配布してしまうケースです。ライトやラジオを配るとき、「すぐ使えるように」と親切心で電池をセットした状態にすることがありますが、これはおすすめしません。
少しだけ理科の話をさせてください。乾電池は、内部の化学反応で電気を作っています。NITE(製品評価技術基盤機構)の解説によれば、古い電池と新しい電池を混ぜて使うと、古い電池が放電の限界を超える過放電の状態になり、内部にガスが発生して内圧が上がることで、液もれや破裂のおそれがあるとされています。漏れる液体は電解液で、アルカリ乾電池には強アルカリ性の水酸化カリウムなどが使われています。使い切った乾電池を機器に入れたまま放置し、過放電によって発生したガスの圧力で破裂・液漏れに至ったと推定される事例も報告されています。また、電池は使用推奨期限を過ぎると内部の部材が劣化し、液漏れの原因になるとされています。
つまり、電池は「入れっぱなしで放置される」状況が一番よくないわけです。ノベルティは配った後に何年も引き出しで眠ります。電池は本体と別包装で配る。これだけで、贈った側のリスクはぐっと下がります。
もうひとつ、充電式の製品を選ぶ場合の注意です。NITEに通知された製品事故情報では、2020年から2024年までの5年間に「リチウムイオン電池搭載製品」の事故が1,860件あり、そのうち約85%が火災事故に発展したとされています。事故は春から夏にかけて増加し、6〜8月にピークを迎える傾向も示されています。モバイルバッテリー類を大量に配る場合は、連絡先の確かなメーカー・販売店から調達することを強くおすすめします。数百個単位で配るということは、それだけ責任も分散せずに残るということですから。
2011年3月11日、私は福島で東日本大震災を経験しました。あの夜、手元に懐中電灯がなくて、子どもの顔がはっきり見えなかったんですね。道具がひとつないだけで、こんなに心の余裕がなくなるのかと痛感しました。だからこそ、配るなら「いざというとき本当に動くもの」を選んでほしいと思っています。防災士として、また防災セットを累計20万個以上出荷し、300社以上の法人様に導入いただいてきた立場からの、これが一番のお願いです。
もらって嬉しい防災グッズをノベルティで選ぶ基準

ここからは、受け取る側の視点に切り替えます。「もらって嬉しい防災グッズ」とは何か。感覚的な話ではなく、データで説明できる部分があります。
もらって嬉しいと言われる条件

結論を先に言うと、もらって嬉しい防災グッズの正体は「自分では買わないが、持っていないもの」です。
根拠になるのが、内閣府の「防災に関する世論調査」(令和7年8月調査・速報値)です。家庭で3日分以上備蓄しているものの割合は、次のようになっています。
| 品目 | 3日分以上備蓄している割合 | ノベルティとしての評価 |
|---|---|---|
| 飲料水 | 69.8% | かぶりやすい |
| 食料品 | 約60% | かぶりやすい |
| 衛生用品 | 38.7% | 喜ばれやすい |
| 携帯・簡易トイレ | 27.5% | 最も喜ばれやすい |
この調査は2025年8〜9月に全国の18歳以上3,000人を対象に行われ、1,551人から回答を得たものです(回収率51.7%)。
数字を見てください。水と食料は、すでに6〜7割の家庭が備えています。つまり保存水や非常食を配っても、7割近い人にとっては「持っているものが増えただけ」になる可能性があるということです。
一方、携帯・簡易トイレは27.5%。4人に3人は持っていません。災害時に最も困るものの上位でありながら、備蓄率は最も低い。ここに配布物としての価値があります。実際、被災した方に話を聞くと「トイレが一番困った」という声は本当に多いです。私も断水を経験しましたが、水が止まるとトイレは流せません。あれは知識で知っているのと、実際に直面するのとでは全く違います。
もらって嬉しい防災グッズの4条件
- 条件1:持っていない可能性が高い(携帯トイレ、衛生用品、電源系)
- 条件2:置き場所に困らない(かさばらない、決まった置き場が想像できる)
- 条件3:使い方に説明がいらない(袋から出してすぐ使える)
- 条件4:家族にも届く(受け取った本人だけでなく、その家庭全体の備えになる)
4つ目の「家族にも届く」は、意外と語られない視点だと思います。配布物を受け取るのは一人ですが、その品物が置かれるのは自宅であり、車の中です。災害が起きたとき、その道具に助けられるのは受け取った本人ではなく、そばにいた家族かもしれません。1個あたりの単価を「一人分」ではなく「一世帯分」として見ると、3,000円や5,000円という金額の意味は変わってきます。
単価別に選ぶ防災グッズ比較表

上の条件を踏まえて、単価帯ごとに整理し直したものが次の表です。稟議の資料にもそのまま使える形にしてあります。
| 単価帯 | 配布シーン | 向いているもの | 喜ばれる理由 |
|---|---|---|---|
| 〜300円 | 展示会・粗品 | ホイッスル、アルミブランケット | 荷物にならず、その場で断られにくい |
| 500〜1,500円 | 販促・景品・イベント | 携帯トイレ、衛生用品 | 備蓄率が低くかぶらない。消耗品なので気を遣わせない |
| 3,000〜5,000円 | 記念品・取引先・従業員 | 車載用の防災ポーチ | 車という置き場所が決まっている。家族にも届く |
| 10,000円〜 | 周年記念・株主優待 | ソーラーパネル付き防災セット | 停電時に代わりがきかない。他の贈答品とかぶらない |
ポイントは、単価が上がるほど「置き場所が決まっているもの」に寄せていくことです。安い物は数で配れますが、高い物は一人ひとりの生活に入り込む必要があります。生活に入り込むかどうかは、性能ではなく「どこに置くか想像できるか」で決まります。
配布先別の選び方と注意点

配る相手によって、正解はかなり変わります。
取引先・法人向けの場合、相手の会社に置かれることを想定します。デスクの引き出しやロッカーに収まるサイズが基本です。大きな箱物は、置き場所に困って倉庫行きになりがちなので避けたほうが無難です。
従業員向けは、持ち帰れるかどうかがすべてです。ここは何度も現場で失敗を見ています。重い、かさばる、電車で持ち帰れない——この3つに当てはまると、机の下に置かれたまま数か月経ちます。私は防災リュックの重量について、一般的には男性15kg・女性10kgとされる中で、HIHでは男性10kg以下・女性7kg以下を推奨していますが、配布物ならもっと軽くていい。片手で持って改札を通れる重さが目安です。
地域・自治会向けは、また事情が違います。町内会の予算や配布方法には独特の制約があるので、地域配布を検討されている方は町内会で配布する防災グッズの選び方と入手先のほうが実務に近いと思います。
一般消費者・イベント来場者には、その場で持ち帰れる軽さを最優先に。荷物になるものは、会場のゴミ箱に置いていかれることがあります。せっかくの防災グッズが捨てられるのは、いちばんもったいない結末です。
車載ポーチが実用品として喜ばれる訳

3,000〜5,000円のレンジで、私が個人的に一番おすすめしているのが車載用の防災ポーチです。理由は3つあります。
ひとつ目は、置き場所が決まっていること。「車のグローブボックスに入れてください」と一言添えるだけで、受け取った人は迷いません。防災グッズが使われない最大の理由は「どこに置けばいいかわからない」なので、ここが解決されているのは大きいです。
ふたつ目は、家庭の備えの中で車が最も手薄だということ。自宅に備蓄がある人でも、車には何も積んでいないケースがほとんどです。かぶりません。
みっつ目は、車が「動く避難所」になりうることです。渋滞での立ち往生、大雪での長時間停車、避難所に入れず車中泊——実際に起きている状況です。車内に何もない状態でそれに遭遇するのは、かなり厳しい。車に何を積むべきかは車載用防災グッズの必要最小限リストと選び方で詳しく整理していますので、選定の参考にしてみてください。
車載用は夏場の高温に置かれます。食品や電池類は、車内保管に耐える仕様かどうかを必ず確認してください。ここを見落とすと、真夏を1回越えただけで中身が劣化します。
周年記念に選ばれるソーラー電源

単価1万円を超えるレンジ、つまり周年記念・株主優待・重要取引先向けで選ばれているのが、電源系です。
災害時に一番困るのは、実は「電気がない」ことだと私は考えています。東日本大震災のとき、東北地方では広範囲で停電が発生し、復旧までに長い時間がかかった地域もありました。停電が長引くと、モバイルバッテリーはいずれ空になります。充電済みのバッテリーは「残量が減っていく資産」ですが、ソーラーパネルは「電気を作れる装置」です。この違いは、停電が3日を超えたあたりから決定的になります。
ソーラーパネルが防災の備えとして本当に必要なのか、選ぶときに何を見ればいいのかは災害時ソーラーパネルは必要か?防災士が徹底解説で科学的な視点から解説しています。贈答品として選定される前に、一度目を通していただけると判断しやすいと思います。
電源系が周年記念や株主優待で選ばれるのは、先ほどの4条件のうち条件1(持っていない可能性が高い)と条件4(家族にも届く)を同時に満たすからです。良質なタオルや食品は、相手の家にもうあるかもしれません。停電時に電気を作れる装置は、まだほとんどの家庭にありません。
まとめ|防災グッズノベルティ選びの結論

ここまでをまとめます。防災グッズのノベルティ選びは、次の順番で考えると失敗しません。
発注前チェックリスト
- 配布先を先に決めたか(取引先/従業員/来場者/地域)
- 配布先が「持っていない可能性が高いもの」を選んだか
- 受け取った人が置き場所を想像できるか
- 持ち帰れる重さ・大きさに収まっているか
- 食品・電池の期限が納品時点で十分に残っているか
- 電池は本体と別包装になっているか
- 名入れの版代・納期を含めた総額で予算を見ているか
- 経費の科目を顧問税理士に確認したか
防災グッズのノベルティは、単なる配布物ではありません。渡した相手の家族に届いて、何年か後の災害の日に、その人の判断を助けるかもしれないものです。だからこそ、単価の安さだけで決めてほしくないというのが、被災地で商売をしてきた私の本音です。
迷ったときは、4条件の最後——「家族にも届くか」で判断してみてください。この視点で選ぶと、単価の高い品目にも納得できる理由が生まれます。
周年記念や重要取引先向けで電源系をご検討でしたら、法人・団体でのまとめ導入にも対応しているソーラーパネル付き防災セットの詳細もあわせてご覧ください。数量や納品先に応じたご相談も承っています。

数値データはあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイトでご確認ください。最終的な判断は専門家にご相談ください。
よくある質問
Q. 防災グッズのノベルティは1個いくらが相場ですか?
A. 配布シーンによって大きく変わります。展示会の粗品なら〜300円、販促品や景品なら500〜1,500円、記念品や取引先向けなら3,000〜5,000円が目安です。周年記念や株主優待では1万円を超える防災セットが選ばれることもあります。
Q. 防災グッズのノベルティは小ロットや名入れに対応できますか?
A. 名入れなしであれば小ロットでも対応できるケースが多く、名入れありは数百個からが一般的です。名入れは版の制作が入るため、通常より2〜4週間ほど納期に余裕を見てください。防水素材のバッグなど、印刷が乗りにくい素材もあるため事前確認が必要です。
Q. もらって嬉しい防災グッズは結局どれですか?
A. 判断基準は4つあります。持っていない可能性が高いこと、置き場所に困らないこと、使い方に説明がいらないこと、家族にも届くことです。内閣府の調査(令和7年8月・速報値)では3日分以上の備蓄率は飲料水69.8%に対し携帯・簡易トイレは27.5%にとどまるため、携帯トイレや衛生用品、電源系のほうが重複しにくいと言えます。
Q. 防災グッズのノベルティ費用はどの勘定科目になりますか?
A. 配る相手によって変わります。国税庁の区分では、不特定多数の者に対する宣伝的効果を意図した費用は交際費等に含まれず広告宣伝費とされる一方、特定の得意先への贈答は交際費等に該当するかの検討が必要です。個別の判断は顧問税理士にご確認ください。
🛡️ 防災士監修記事
後藤 秀和(ごとう ひでかず)
防災士/株式会社ヒカリネット 代表取締役
2011年3月11日、東日本大震災を福島で経験。「あのとき備えていたら」という後悔をなくすため、防災士資格を取得し、防災ブランド HIH(エイチアイエイチ/Hope is Here)を設立。防災セット累計出荷20万個超、法人導入実績300社以上。



