【ひかりの防災マンガ】停電時にスマホのライトじゃダメな理由。ママこそ「ヘッドライト」が必要なワケ

停電時にスマホのライトじゃダメな理由。ママこそ「ヘッドライト」が必要なワケ
「防災グッズ、そろえなきゃなぁ…」
そう思いながら、ついつい後回しにしていませんか?
その「いつか」は、突然の揺れと共に、ある日突然やってきます。
真っ暗闇の中で、赤ちゃんの泣き声だけが響く部屋。頼みの綱のスマホは、明かりとして使うにはあまりに心細く、そして不便でした。
これは、ある夜突然「日常」を奪われた一人の母親が、過去の家族の愛(=備え)に救われるまでの物語です。















平穏な夜が、一瞬で「暗闇」に変わる時
保育園から帰宅し、愛娘のみおにご飯を食べさせる夕暮れ時。忙しいけれど幸せな、いつも通りの夜でした。
部屋の隅にある防災リュックを見て、「中身の点検しなきゃな…でも疲れてるし、今度にしよう」と目を逸らしたその瞬間、携帯の緊急地震速報が鳴り響きました。
「ウイーン!ウイーン!地震です」
不吉な警告音と共に、激しい揺れが襲います。
そして次の瞬間、部屋の照明がフッと消え、世界から「色」が失われました。停電です。
「見えない」恐怖と「手が使えない」絶望
暗闇の中で響き渡る、娘の火がついたような泣き声。
「大丈夫、大丈夫よ」と声をかけながらも、自分自身の心臓も早鐘を打っています。
夫のゆうたとは連絡がつかない。頼れるのは、手元のスマートフォンのライトだけでした。
しかし、スマホのライトをつけて愕然としました。
光が直線的すぎて、周囲全体が見えないのです。さらに致命的だったのは、「片手が塞がってしまう」ことでした。
泣き叫ぶ娘を抱き上げたい。でも、スマホを持ったままでは不安定で危ない。
水を取りに行こうと一歩踏み出した足元には、おもちゃの車が転がっていました。
もし、ここで転んでしまったら…?
「見えない」恐怖。
そして、「片手が塞がって何もできない」という不自由さ。
娘と自分の安全を同時に守れない現実に、私は「詰んだ」と思いました。
過去の「心配性」が、今の私を救う
立ち尽くす暗闇の中で、ふと夫の言葉が蘇りました。
『もしもの時は、あの棚を見て』
普段は「心配性だなぁ」と笑っていた夫の言葉。藁にもすがる思いで棚を探ります。
指先に触れたのは、小さなポーチ。
中に入っていたのは、棒状の懐中電灯ではありませんでした。
運命を変えたアイテム「ヘッドライト」
それは、「頭につける」明かり、ヘッドライトでした。
スイッチを入れた瞬間、視線に合わせて光が動き、目の前の世界がパッと明るくなりました。
そして何より、両手が自由になりました。
「よしよし、もう大丈夫。ママのお顔、見える?」
両手が使えるということは、ただ作業ができるということではありません。
「全力で、愛する人を抱きしめられる」ということだったのです。
娘の顔を見て、涙を拭ってあげられた瞬間、私の中で張り詰めていた恐怖が、安堵の涙へと変わりました。
「両手が空く」ことの本当の価値
テーブルに置いたスマホに、夫から「無事か?」とメッセージが届きました。
ヘッドライトの明かりの下、私は落ち着いて「うん、大丈夫。ちゃんと備えてくれてありがとう」と返信を打ちました。
離れていても、過去の夫の「備え」が、今の私たちを守ってくれていました。
もしあの時、スマホの明かりしかなかったら。バッテリーを消耗する恐怖と、片手が使えない不便さで、パニックになっていたかもしれません。
窓の外は、停電した街が広がっています。
でも、もう怖くありません。
私の腕の中には温かい娘がいて、その頭を撫でるための「両手」があるからです。
今日の教訓:あなたの手は、誰かを守るためにある
災害時、片手が塞がることは想像以上のリスクになります。
転倒のリスク、子供を抱けないリスク、作業が進まないリスク。
あなたのその手は、暗闇でスマホを持つためではなく、大切な人の手を握り、守り抜くためにあります。
「いつか」ではなく「今」。
大切な家族の人数分、「両手が空くライト(ヘッドライト)」を用意してください。
その光は、未来のあなたの家族を、必ず救ってくれるはずです。
💡 スタッフおすすめの防災用ヘッドライト
災害時におすすめなのは、以下の条件を満たすものです。
- 両手が完全に空くこと(ヘッドバンド型・ネックライト型)
- 広範囲を照らせる光量があること
- 電池の予備もセットで備蓄しやすいこと
