風速はどれくらいから強い?目安と危険度を防災士が解説

中学生が風はどのくらいから強いのか考えている様子

風速はどれくらいから強い?目安と危険度を防災士が解説

こんにちは。「ふくしまの防災 HIH ヒカリネット」防災士の後藤です。

天気予報で「風速10メートル」と聞いても、それがどれくらい危険なのか、すぐにイメージできる人は少ないかもしれません。「風速の目安」を知らないと、洗濯物を飛ばされたり、傘が壊れたりするだけでなく、車の運転中にヒヤッとするような思いをする可能性もあります。特に「風速何メートルから危険なのか」という基準を持っておくことは、自分や家族の身を守るためにとても大切です。

「風速5mって、実際どれくらいの強さ?」「7mや8mになったら洗濯物はもうダメ?」「10mを超えたら、自転車や車の運転はどうなるの?」そんな具体的な疑問が次々と浮かんでくるかなと思います。数字だけではピンとこない「風の強さ」を、防災士の視点から、生活の中の具体的なシーンに当てはめて、中学生にもわかるように簡単にお話ししていきますね。

  • 「風速◯m」と言われてもピンとこない数字の感覚を、時速や具体的なイメージで掴める
  • 洗濯物干しや傘の使用、自転車や車の運転が「風速何メートルから危険」になるかの境界線がわかる
  • 気象庁が発表する注意報・警報の基準と、私たちが生活の中で感じる「強さ」のギャップを理解できる
  • 台風や突風の際に、どの段階で避難や対策を始めるべきかの具体的な行動基準が身につく
風速:数字から具体的な行動へ

風速のイメージと計算 風速(秒速)に 3.6 をかけると時速に換算できます。例えば風速10mは「時速36kmで走る車から顔を出した時の風」と同じ強さです。

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『風速10mってどれくらい危ないの?そなぷーの強風レッスン!』―

風速10mの危険性をそなぷーが解説する4コマ漫画。外出時の強風リスクや傘が壊れる様子、車の時速36km相当の風の強さを説明して注意喚起する内容
目次

風速がどれくらいから強いかの基本

風速どれくらいから強いかを親子が体感している住宅街の風景 防災解説イメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

まずは、ニュースや天気予報でよく耳にする「風速」という言葉の正体について、少しだけ詳しく見ていきましょう。「たかが数字」と思わずに、この基本を知っておくだけで、予報を聞いたときの危機感がガラッと変わりますよ。このセクションでは、風速の単位換算から、一番見落としがちな「瞬間風速」の怖さまで、基本の「き」を解説します。

m/sとkm/hの換算と体感

風速m毎秒と時速kmの違いを自転車と自動車のスピードで体感するイメージ図
【HIH】ヒカリネット・イメージ

天気予報で使われる風速の単位は「m/s(メートル毎秒)」、つまり「1秒間に空気が何メートル進むか」を表しています。でも、普段の生活で私たちは「時速(km/h)」の方に馴染みがありますよね。ここが、風の強さをイメージしにくい原因のひとつなんです。

実は、風速を時速に直す計算はとても簡単です。「風速(m/s) × 3.6 = 時速(km/h)」という式で求められます。

ピンとこない方のために、いくつか例を挙げてみますね。

風速(m/s)時速換算(km/h)身近なスピードのイメージ
5m/s約18km/hママチャリを普通に漕ぐ速さ
10m/s約36km/h原付バイクや、市街地を走る車の速さ
15m/s約54km/h自動車が幹線道路を走る速さ
20m/s約72km/h高速道路を走る車の速さ

こうして見ると、風速10m/sの風を受けるということは、「時速36kmで走っている車から顔を出したときに受ける風」と同じくらいの衝撃があるということです。風速20m/sなら時速72km。高速道路で窓を開けた時の「ゴーーッ」という、あの凄まじい風圧が常に体に当たっている状態を想像してみてください。そう考えると、かなり強い力だということがわかりますよね。

平均風速と最大瞬間風速の違い

平均風速と最大瞬間風速の違いを突風で帽子を押さえる親子で表現したイメージ"
【HIH】ヒカリネット・イメージ

ここが一番の落とし穴であり、私が防災士として最も強調したいポイントです。天気予報で「今日の最大風速は10mです」と言っているのは、あくまで「10分間の平均風速」のことなんです。

実際の風は、そよ風のように一定の強さで吹き続けるわけではありません。特に天気が荒れている時は、急に弱まったかと思えば、次の瞬間には「ビューッ!」と突発的な強い風が吹きます。この、一瞬だけ吹く最も強い風のことを「最大瞬間風速」と呼びます。

ここが重要! 一般的に、この「最大瞬間風速」は、発表される「平均風速」のおよそ1.5倍から、時には3倍以上になると言われています。

これがどれほど恐ろしいことか、わかりますか?

例えば、「風速10mの予報だから大丈夫かな」と油断していても、実際には瞬間的に15m/s〜30m/s級の突風が不意に襲ってくる可能性がある、ということです。「風速10mなら傘もギリギリいけるかも」と思って外に出たら、突風で一瞬にして傘を破壊されたり、よろけて転倒したりする。この「突風」こそが、看板を飛ばし、植木鉢を倒し、人を転倒させる最大の原因になります。

天気予報の数字は「最低ライン」と考え、「予報の数字よりも、実際はもっと強い風が一瞬吹くんだ」と常に最悪のケースを想定して行動することが、身を守る第一歩です。

風速5m、7m、8mの目安

風速5mから8mで洗濯物や植木鉢が揺れる様子から生活の注意ラインを示すイメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

では、具体的な数字で、私たちの体にどんな影響が出るのかを見ていきましょう。まずは、日常生活で「ちょっと風があるな」と感じるレベルからです。

風速5m/s(時速18km)

風速5m/sは、時速にすると約18km/h。自転車を普通に漕いでいる時に顔に受ける風くらいですね。このレベルになると、木の葉や小枝が絶えず揺れるようになり、顔に風を強く感じ始めます。髪の毛が乱れ、軽い帽子は飛ばされそうになるでしょう。地面の砂埃が舞い、洗濯物も大きく揺れ始めます。外にいると「今日は風があるな」とはっきり意識するレベルです。

風速7m/s〜8m/s(時速25〜29km)

さらに風速7m〜8m/sになると、状況はかなり変わります。このあたりが、日常生活での「はっきりとした注意ライン」です。風に向かって歩くと少し抵抗を感じ、会話がしづらくなることも。自転車を漕ぐのは、向かい風だとかなり重く感じます。ベランダに置いてある軽いプラスチック製のゴミ箱が倒れたり、物干し竿にかけたタオルが飛ばされたりすることがあります。「強い風」というよりは「邪魔で嫌な風」と感じることが多いでしょう。

風速10m、15mの目安

風速10mや15mで傘が裏返り自転車が進みにくくなる強い風の目安イメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

ここからは明確に「強い」と感じ、具体的な「危険」が出始める領域に入ります。

風速10m/s(時速36km)

風速10m/sは、気象庁の表現では「やや強い風」に分類され始めます。(出典:気象庁「風の強さと吹き方」) 時速36kmの風が常に吹いている状態です。街路樹がざわざわと大きく揺れ、電線が「ヒューヒュー」と鳴り始めるのもこのくらい。このレベルになると、傘はもう役に立ちません。ほぼ確実にひっくり返るか、骨が折れます。向かい風で自転車を漕ぐのはかなり困難になり、帽子は手で押さえていないと一瞬で飛ばされてしまいます。

風速15m/s(時速54km)

風速15m/sを超えると、いよいよ危険な領域です。気象庁では「強い風」と呼び、このあたりから「強風注意報」が発表されることが多くなります。時速54kmの風ですから、もはや風圧で息苦しさを感じるレベル。人は風に向かって歩くのが難しくなり、体が小さいお子さんや高齢者の方は転倒する危険が出てきます。看板やトタン板がガタガタと音を立てて外れそうになるなど、建物への被害も出始めます。この風速では、高所での作業や屋外でのレジャーは極めて危険と言えます。

台風接近時などは、このレベルの風が長時間続くこともあります。台風の基本的な知識や備えについては、小学生のお子様にもわかるように解説した記事がありますので、ご家族でぜひ一度読んでみてください。

防災士が解説!台風について 小学生向けに仕組みと備えをわかりやすく伝える

風速20m、30mの目安

風速20mや30mの暴風で木や看板が大きくしなる災害級の風速の目安イメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

ここはもう、日常生活の延長ではなく、「災害」レベルの世界です。自分の身を守る行動が最優先となります。

風速20m/s(時速72km)

風速20m/s以上は「非常に強い風」と呼ばれます。時速72km、高速道路を走る車から受ける風圧です。何かにつかまっていないと立っていられないほどの暴風で、もし転倒すれば風に流されてしまう危険もあります。このレベルになると、細い木の幹が折れたり、固定が不十分な看板が落下して飛んできたりする恐れがあります。飛来物によって窓ガラスが割れることもあるため、屋内でも注意が必要です。車の運転も、通常の速度ではハンドルを取られて非常に危険です。

風速30m/s(時速108km)

風速30m/s以上は「猛烈な風」と呼ばれます。これはもう、想像を絶するレベルです。走行中のトラックが横転したり、しっかり建てられたはずのプレハブ小屋やビニールハウスが倒壊したりします。電柱や街灯が倒れることもあり、老朽化した木造住宅は倒壊の危険さえ出てきます。屋外にいること自体が命に関わります。このレベルの予報が出たら、絶対に外に出てはいけません。頑丈な建物の中で、窓ガラスが割れても破片が届かない、家の中心部で過ごす必要があります。

風速どれくらいから強いか生活シーン別

風速どれくらいから強いかを洗濯物や傘自転車車の生活シーン別に示したイメージ"
【HIH】ヒカリネット・イメージ

ここまで数字での目安をお伝えしましたが、みなさんが一番知りたいのは「じゃあ、結局、洗濯物はどうなの?」「車は運転していいの?」という具体的なシーンでの判断基準ですよね。ここからは、数字の知識を実際の行動に落とし込むため、生活に密着した「風速の境界線」を防災士目線で詳しく解説します。

風速何メートルで洗濯物が飛ぶ?

強風で洗濯物やピンチハンガーが飛びそうになっているベランダと風速の注意イメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

毎日の家事で一番気になるのが洗濯物ですよね。私も「これくらいなら大丈夫かな」と油断して、Tシャツを飛ばしてしまった苦い経験があります…

洗濯物外干しの目安

  • 風速4〜5m/s:【注意】 軽いもの(タオル、ハンカチ、Tシャツなど)は、洗濯バサミでしっかり固定しないと飛び始めます。ピンチハンガーも風でくるくる回ったり、片寄ったりします。
  • 風速7〜8m/s:【危険】 一般的なプラスチックのハンガーやピンチだと、風に煽られてハンガーごと外れたり、洗濯バサミの力が負けて飛ばされたりするリスクが非常に高まります。外干しは推奨できません。
  • 風速10m/s以上:【絶対NG】 洗濯物だけでなく、物干し竿自体が台座から外れて落下・飛散する恐れがあります。これが飛ぶと、ご自宅の窓ガラスを割ったり、お隣の車を傷つけたり、最悪の場合は人に当たったりと、深刻な二次被害を引き起こす「凶器」になり得ます。

私の経験上の結論としては、天気予報で風速5m/sを超える予報が出たら、迷わず部屋干しに切り替えるか、乾燥機を使うのが無難です。特にマンションの高層階など、地上よりも風が強くなる場所にお住まいの方は、地上より1段階厳しい基準で判断してくださいね。

風速何メートルだと傘がさせない?

風速が強く傘がさせないほど裏返ってしまう雨の日の街角イメージ"
【HIH】ヒカリネット・イメージ

雨の日の風も厄介です。「雨は弱いけど、風が強くてびしょ濡れ」なんてこともよくあります。

風速5m/s〜7m/s

このあたりから傘が煽られ始め、風に持っていかれないように腕に力が入ります。いわゆる「お猪口(おちょこ)」になってひっくり返りそうになるのがこのレベルです。ビニール傘だと骨が曲がり始めるかもしれません。

風速10m/s

このレベルになると、もう傘は役に立ちません。無理に差そうとしても風の力で体が持っていかれて転倒したり、突風で傘の骨が折れて壊れたりします。何より危険なのは、傘が手から離れて飛んでいき、他の人や車に当たってしまう事故です。風速10m/s以上の予報が出ているときは、傘を持つという選択肢は捨てて、上下が分かれたしっかりとしたレインコート(カッパ)を着て、長靴を履くのが正解です。

風速何メートルから自転車は危険?

横風で自転車がふらつき通学中の学生が危険を感じている風速のイメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

自転車通学や通勤をしている方、ウーバーイーツなどで配達をされている方にとって、風は天敵です。車と違って体がむき出しのため、風の影響をダイレクトに受けます。

風速5m/sを超えると、向かい風ではペダルが重く感じられ、平地なのに坂道を登っているかのようにスピードが出なくなります。電動アシスト自転車でもバッテリーの減りが異常に早くなるでしょう。

風速10m/sを超えると、ただ「進みにくい」だけでなく、「危険」な領域に入ります。一番怖いのが横風です。自分はまっすぐ進んでいるつもりでも、急な横風を受けてバランスを崩し、ふらついてしまいます。これが車道側だったら…と考えると恐ろしいですよね。

特に自転車が危険な場所

  • 橋の上(遮るものが何もないため)
  • トンネルの出口(風が急に体に当たるため)
  • 高層ビルの間(ビル風で局所的に風が強まるため)
  • 田んぼのあぜ道など、見通しの良い直線道路

風速10m/s以上の日は、命の安全を最優先し、無理せず公共交通機関を使うか、自転車を押して歩く勇気を持ってください。

風速何メートルで車の運転は危険?

橋の上で横風を受け車の運転が危険になる風速の目安と注意喚起イメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

「車は重いから大丈夫」と思っていませんか? 実は、車も風の影響を大きく受けます。特に高速道路での事故は、風が原因であることが少なくありません。

高速道路での運転目安と規制

風速運転手の体感主な規制
10m/s前後高速道路の「吹き流し」がほぼ水平に。横風でハンドルが取られる感覚があり、常に修正舵が必要になる。横風注意の電光掲示板が点灯
15m/s以上かなり危険。車線変更時に大きく流されたり、トンネルの出口で突風を受けて隣の車線にはみ出しそうになったりする。時速50km〜80km程度の速度規制
20〜25m/s以上通常の速度での運転が困難。車体が浮き上がるような感覚も。多くの高速道路(特に橋梁部)で通行止め

特に注意が必要な車種

同じ風速でも、風を受ける面積(受風面積)が広い車ほど危険です。 軽ハイトワゴン(N-BOXやタントなど)、ミニバン(アルファードやセレナなど)、そして荷物を積んだトラックやバスは、普通のセダンタイプよりはるかに横風の影響を受けやすいです。これらの車に乗っている方は、風速10m/sを超えたら「自分は他の車より危険だ」と認識し、スピードを通常よりもしっかり落とすのが鉄則です。

高速道路だけでなく、一般道の橋の上や、海岸線沿いの道路も同様に危険ですので、十分注意してください。

強風注意報や暴風警報の風速

強風注意報や暴風警報の風速をテレビの天気予報と窓の外の強風で確認する家族のイメージ
【HIH】ヒカリネット・イメージ

気象庁が出す警報や注意報は、防災行動の重要なスイッチです。これらが発表されたら、「いよいよ来たな」と身構えてください。基準は地域によって多少異なりますが、おおよその目安を知っておきましょう。

  • 強風注意報:平均風速がおおむね10m/s(または13m/sなど地域による)を超えることが予想される場合。
  • 暴風警報:平均風速がおおむね20m/s〜25m/sを超えることが予想される場合。

ここで大事なのは、この数字を「生活の言葉」に翻訳することです。

「強風注意報」が出たら、それは「傘がさせない・自転車が危険・洗濯物は絶対NG・ベランダの片付け開始」の合図です。 「暴風警報」が出たら、それは「外出禁止・車の運転も原則NG・飛来物に備えて窓から離れる」という、避難準備、または屋内での安全確保の最終通告です。

警報が出たときに慌てないよう、すぐに持ち出せる「非常持ち出し袋」の準備も日頃から見直しておきましょう。

非常持ち出し袋 経験者が考える本当に必要なもの

風速どれくらいから強いかの結論

強い風が収まり風速どれくらいから強いかを学んだ家族が防災対策を確認しているシーン
【HIH】ヒカリネット・イメージ

ここまで様々な角度から風速について解説してきましたが、情報が多くて混乱してしまったかもしれませんね。最後に、防災士としてこれだけは覚えておいてほしい「3つの境界線」として、私なりの結論をまとめます。

「風速どれくらいから強いか」と聞かれたら、この3つの数字を思い出してください。

覚えておきたい3つの風速ライン(結論)

  1. 【風速 5m/s】生活の注意ライン 時速18km。自転車が少し重い。「洗濯物が飛びやすくなる」目安。外干しをやめるか、しっかり固定するかを判断する境界線。
  2. 【風速 10m/s】危険の入り口 時速36km。「傘がさせない」「自転車が危険」「高速道路で横風が怖い」レベル。気象庁の「強風注意報」が出始める目安。
  3. 【風速 15〜20m/s】災害の境界線 時速54km〜72km。「歩くのが困難」「看板落下」「車の運転が極めて危険」レベル。「暴風警報」を意識し、不要不急の外出は絶対に控えるべき境界線。

風は見えない分、その危険性を甘く見てしまいがちな災害です。しかし、今日お話ししたように「数字の意味」を「生活の中での行動」に置き換えて知っておくだけで、「今日は風速10mの予報だから、自転車はやめてバスにしよう」「ベランダのサンダルや植木鉢を家の中に入れておこう」といった具体的な対策が打てるようになります。

また、強い風は台風や発達した低気圧に伴って発生することが多く、停電のリスクも高まります。電気が止まると情報収集も困難になりますよね。被災経験から言えるのは、電池がなくても情報を得られるラジオの重要性です。

経験者が語る「災害時になくて困ったもの」 – ラジオと明かりの重要性

私たち「ふくしまの防災 HIH」でも、こうした被災経験に基づき、本当に必要なものだけを厳選した実用的な防災セットを提案しています。ぜひこの機会に、ご家庭の備えを見直してみてくださいね。

防災セットハザードリュック36点セット – ふくしまの防災 HIH

この記事を書いた人

後藤 秀和(ごとう ひでかず)|防災士・株式会社ヒカリネット 代表
福島県で東日本大震災を経験したことをきっかけに、防災士の資格を取得。
被災経験と専門知識をもとに、本当に役立つ防災用品の企画・販売を行っています。
運営するブランド「HIH」は、個人家庭だけでなく企業・団体・学校にも多数導入され、全国の防災力向上に貢献しています。
被災経験者としてのリアルな視点と防災士としての専門性を活かし、安心・安全な備えを提案しています。

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