【マンガで読む防災】愛犬の震えが止まらなかった夜。日常を一瞬で奪う震度6弱と、私たちが生き残れたワケ

愛犬の震えが止まらなかった夜。日常を一瞬で奪う震度6弱と、私たちが生き残れたワケ
「自分だけは大丈夫」。そう心のどこかで思っていませんか?
2021年2月13日、福島県。それはあまりに普通の土曜日の夜でした 。仕事で疲れた体をソファに沈め、愛犬とくつろぐ至福の時間。しかし、その日常は、たった数秒で「非日常」へと姿を変えました。















あらすじ:震度6弱、その時「家」は凶器に変わるのか?
主人公は、東日本大震災を含む3度の被災経験を持つ男性 。しかし、喉元過ぎれば熱さを忘れるのが人間の性。「10年前のアレに比べれば大丈夫だろう」という慢心がありました 。
しかし、襲ってきたのは震度6弱の激震。
それはもはや「揺れ」ではありませんでした。「地面が生き物のようにうねり、襲いかかってくる」感覚 。重力が消えたかのように立っていることさえできず 、暗闇の中で響き渡る轟音(クラッシュ音)だけが、世界の終わりを想像させます 。
「後悔」は揺れている最中にしかやってこない
激しい揺れの中で主人公の脳裏をよぎったのは、恐怖だけではありません。強烈な「後悔」でした。
「もし、家具を固定していなかったら」「もし、あそこに誰かがいたら」
倒れくる本棚、飛び散るガラス。もし対策をしていなければ、そこは愛犬や家族の命を奪う場所に変わっていたかもしれません。
運命を分けたのは「家の柱」ではなく「数百円の金具」だった
揺れが収まった後、散乱した部屋の中で主人公を救ったもの。それは2つの「備え」でした。
1. 命を守った「家具固定」
震度6弱の揺れに耐え、本棚が凶器にならなかった理由は、家の構造ではありません。数ヶ月前の週末に、汗だくになりながら取り付けた「つっぱり棒」と「L字金具」でした 。
「家具固定、やっててよかった…」 。その安堵は、何物にも代えがたいものでした。
2. 心を守った「ポータブル電源」
停電した暗闇の中で、愛犬は恐怖に震えていました 。そんな極限状態の空気を変えたのが、ポータブル電源です。
スイッチを入れた瞬間、灯る明かり。「POWER ON 100%」の表示。
ただ電気がついただけではありません。「大丈夫だ」と愛犬に声をかけられる余裕が生まれました 。恐怖で凍りついた時間を溶かすのは、具体的な行動(備え)だけなのです 。
教訓:日常は脆い。だからこそ「今」強くする
災害は、ある日突然、私たちの日常を奪いに来ます 。会社に行けば倉庫は地獄のような惨状かもしれません 。それでも、家の中が無事であれば、命と心は守り抜くことができます。
主人公は最後にこう語ります。
「日常は脆い。だからこそ、強くしておかないとな」
あなたの家は今夜、震度6弱に耐えられますか?
その「あとで」は永遠に来ないかもしれません。家具の固定、そして情報の命綱である電源の確保。今週末、あなたの大切な日常を守るために動き出しませんか?
