運営者プロフィール

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代表者メッセージ

株式会社ヒカリネット 代表取締役の後藤です。

東日本大震災から10年以上が経過しましたが、あの日の記憶が薄れることはありません。家族と離れ離れになる不安、当たり前の生活ができない苦しみ。その中で、一つの明かり、一杯の温かいスープがどれほど人の心を救うかを、身をもって知りました。私たちの製品は、単なる「モノ」ではありません。被災した人間の「経験」と「想い」が詰まっています。だからこそ、お客様には「安心」をお届けできると自負しております。

この事業を通じて、皆様が防災について考え、家族と話し合うきっかけを提供できれば、これに勝る喜びはありません。

HIH(Hope Is Here)— 希望は、備えの中にあります。

■ 略歴

福島県福島市出身。
2011年の東日本大震災では、当時0歳と7歳の子ども、そして妻と共に4人家族で被災しました。想像をはるかに超える激しい揺れ、続く停電・断水などのライフラインの途絶、さらに原子力発電所の事故という複合的な危機に直面し、心が折れそうになるほどの不安と混乱を経験しました。

当時の私は「防災」という意識がほとんどなく、家庭としての備えも何一つ整っていませんでした。食料も水もなく、わずかな情報を頼りに暗闇の中で家族を守るしかなかったあの日の経験は、今も鮮明に覚えています。

その出来事をきっかけに、「備えがあることが、どれほど大きな安心につながるのか」を痛感しました。そして、同じ思いを誰にもしてほしくないという気持ちから、防災用品の企画・販売事業を立ち上げました。

現在は、リアル店舗「ひかりBOSAI」を中心に、家庭向けの防災セットの普及とともに、企業・自治体・学校・マンション管理組合などへの防災備蓄支援やBCP策定サポートを展開。
防災士としての専門知識と、被災当事者としての経験を活かし、「家庭と職場、地域を守るための実践的な備え」を伝え続けています。

私たちについて:HIHが生まれるまで

「その日」から、私たちの使命は始まりました

2011年3月11日。 あの日、私たちの日常は一瞬にして奪われました。

ここ福島で、私たちは東日本大震災を経験しました。経験した者にしか分からない、先の見えない不安。鳴りやまない警報、身を切るような寒さの中で過ごした夜、そして、当たり前の日常がどれほど尊いものだったかを痛感した日々。

「水がない」「明かりがない」「情報がない」 防災グッズの必要性は頭では分かっていました。しかし、実際に被災した私たちが直面したのは、「本当に必要なものが、必要な時に、使える形で手元にない」という厳しい現実でした。

世の中には、たくさんの防災セットがあります。 しかし、その中身は本当に「被災者のため」を想って作られているだろうか? ただアイテムを詰め込んだだけのものではなく、あの極限状況で、心から「これがあって良かった」と思えるものを、自分たちの手で生み出すことはできないだろうか?

その悔しさと使命感が、私たち「HIH(Hope Is Here)」の原点です。 私たちの防災事業は、被災地の真ん中で、当事者の切実な想いから生まれました。

HIHが約束する3つのこと

私たちは単に防災グッズを販売しているのではありません。被災経験を通して得た教訓を社会に還元し、一人でも多くの人の「もしも」に備え、「希望」をつなぐこと。それが私たちの事業の核です。そのために、以下の3つを固くお約束します。

1. 徹底した「当事者目線」であること

私たちの商品開発のスタート地点は、常に「あの日の私たち」です。

  • 「暗闇の中で、幼い子どもが泣き出した時に本当に欲しかった明かりはどんなものか?」
  • 「冷たい避難所で、心と体を少しでも温めるために必要だったものは何か?」
  • 「情報が錯綜する中で、信頼できる情報を得るために不可欠だったものは何か?」

机上の空論ではなく、一つ一つのアイテムを、被災者の厳しい視点で選び抜いています。実際に使い、試し、改良を重ねる。時には、一般的な防災セットには入っていないようなアイテムも採用します。それは、私たちが「本当に役立つ」と確信しているからです。この徹底した当事者目線こそが、HIHの最大の強みであり、存在意義だと考えています。

2. 専門知識に裏付けられた「品質」であること

被災経験という「一次情報」に、防災という「専門知識」を掛け合わせることで、初めて本当に信頼できる製品が生まれると私たちは考えます。

私たちは、防災士の資格を持つスタッフを中心に、消防、医療、建築など、各分野の専門家のアドバイスを取り入れながら、製品の品質を常にアップデートしています。

  • 耐久性: 避難の際に衝撃に耐えられるか。
  • 機能性: 誰でも直感的に使えるか。
  • 安全性: 小さなお子様や高齢の方がいるご家庭でも安心して使えるか。
  • 持続性: 長期保存に適しているか、消費期限は管理しやすいか。

経験から生まれたアイデアを、専門知識というフィルターを通して形にする。このプロセスを経て、HIHの製品は皆様のお手元に届けられています。

3. 未来への「希望」をつなぐ存在であること

HIHは「Hope Is Here(希望はここにある)」の頭文字です。

防災とは、未来を諦めないための準備です。 防災グッズとは、未来への希望をつなぐための道具です。

私たちが提供する製品が、皆様の日常に「安心」という名の希望をもたらし、万が一の際には、皆様と皆様の大切な人の未来を守る一助となること。それが、私たちの心からの願いです。

私たちは、福島の被災地から「防災の重要性」と「備えることの大切さ」を発信し続けます。あの日の経験を決して風化させることなく、未来の命を守るための活動を続けてまいります。

■ 主な活動内容

  • 防災グッズの企画・製造・販売(楽天市場・Yahoo!・Amazon・公式サイト)
  • 法人・自治体向け防災備蓄プランニング・見積対応
  • 「HIH防災コラム」などを通じた情報発信・啓発活動

■ 保有資格・スキル

  • 防災士(日本防災士機構認定)
  • BCP策定支援・防災備蓄アドバイザー
  • 認定補聴器技能者(福祉関連分野での防災支援も展開)
  • ウェブマーケティング/SEO/Google広告運用

■ 運営メディア

■ 連絡先・SNS

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