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【ひかりの防災マンガ】突然の停電でPCが落ちた!データ消失を防ぎ、暗闇の我が子を真っ先に抱きしめるための対策

【ひかりの防災マンガ】突然の停電でPCが落ちた!データ消失を防ぎ、暗闇の我が子を真っ先に抱きしめるための対策

在宅ワークがすっかり定着した昨今。リビングの片隅で、お子さんの様子を見守りながら仕事に向かっている方も多いのではないでしょうか。

「よし、あと少しで重要な資料が完成する…!」

そんな集中しきったタイミングで、もし突然部屋が真っ暗になり、作業中のパソコンの電源が落ちてしまったら……あなたはどうしますか?

「あとで保存しよう」その数分の油断が、数時間分の苦労を一瞬で無に帰してしまう。そしてパニックに陥った心は、一番身近にある大切な存在すら、一時的に見失わせてしまうことがあります。今回は、ある在宅ワーカーの身に起きた「突然の停電」の恐怖と、そこから学んだ本当に大切な備えについてのストーリーをご紹介します。

「保存されていません」という残酷なメッセージが光る暗い部屋のパソコンと、無邪気な子供のおもちゃ。在宅ワークに潜む、データ消失の罠を暗示しています。
明日の重要プレゼンに向けてパソコンで作業する母親と、その足元で機嫌よく遊ぶ赤ちゃん。現代の一般的な「家が職場」の風景です。
突然の停電により部屋が真っ暗に。デスクトップパソコンの電源が突然落ち、母親は「えっ!?」と驚き固まっています。
暗闇の中、必死にパソコンの電源ボタンを連打する手。「一回も保存していない」という事実に、冷静な思考が奪われていきます。
真っ黒な画面を前に「明日の会議に間に合わない」と絶望する母親。仕事への責任感と焦りが、周りの状況を見えなくさせています。
パニックになる母親の耳に届いたのは、「くらい、こわい…」という暗闇で泣きそうになっている我が子の小さな声でした。
ハッとして赤ちゃんを強く抱きしめる母親。「データよりも命と安全が一番大切だ」と気づき、涙を流して無事を確認します。
暗い机の上で光るスマートフォン。離れた場所にいる夫からの「無事!?」という安否確認のメッセージが届きます。
赤ちゃんを抱きながらスマホを見て、「データは消えちゃったけど、2人とも無事」と安堵の表情を浮かべる母親。最悪の事態は免れました。
電気が復旧し、夫婦で真っ黒なパソコン画面を見つめながら、「デスクトップは停電で一発アウト」という根本的な問題点を振り返っています。
夫がスマートフォンを見せながら、「停電しても少しの間は電源が落ちない『UPS(無停電電源装置)』を置こう」と具体的な対策を提案します。
デスクの下で、夫婦協力してUPSを設置。「予備バッテリー」が、急な電源落ちからパソコンを守る頼もしい盾になります。
さらに、クラウドへの「自動保存」機能もオンに設定。システムに頼ることで、保存し忘れなどの人為的なミスを二重に防ぎます。
「これで停電しても慌てない」と笑顔で仕事に向かう母親。傍らでは赤ちゃんが安心しきった表情でスヤスヤと眠っています。
温かい日差しの中、赤ちゃんを抱いて窓の外を見つめる夫婦の背中。いざという時に大切なものを守れる「心のゆとり」を手に入れました。
目次

突如のブラックアウト。消えたデータと暗闇からの呼び声

主人公は、幼い子どもを育てながら在宅ワークをこなすお母さん。その日も、明日の重要な会議に向けてデスクトップパソコンで必死に資料を作成していました。

しかし、平和な日常は一瞬で崩れ去ります。突然の停電。

電源が断たれたデスクトップPCは、一瞬で命を失い真っ暗に。「嘘でしょ、さっきから一回も保存してない!お願い、点いて!!」何度電源ボタンを押しても反応しないパソコンを前に、数時間分の作業が消滅したショックが彼女から冷静な思考を奪っていきます。

「明日の朝イチの会議、間に合わない…!」経済的な損失への恐怖と絶望が、彼女の心を真っ黒に染め上げました。

その時です。「…ママぁ、くらい、こわい…」

パニックで真っ白になった頭に響いたのは、暗闇の中で震える我が子の小さな声でした。ハッとして我に返った彼女は、急いで子どもを抱きしめます。「ごめんね!ママここにいるよ。大丈夫、ケガはない?」

消えたデータよりも、何よりも優先すべきもの。それはかけがえのない「命」と「安全」なのだと気づかされた瞬間でした。その後、夫からの気遣うメッセージでようやく心からの安堵を取り戻したものの、この出来事は夫婦に「本当の備え」の必要性を痛感させたのです。

絶望を希望に変える「2つのデジタルの命綱」

落ち着きを取り戻した夫婦は、二度と同じパニックを起こさないために、具体的な対策へと動き出しました。彼らを救った「解決のポイント」は以下の2つです。

  • UPS(無停電電源装置)の設置:
    急な電源落ちからPCを守る「予備バッテリー」です。これがあれば、停電しても少しの間は電源が落ちません。パニックにならず、安全にデータを保存してシャットダウンする時間を稼いでくれる「もしもの時の盾」になります。
  • クラウドストレージへの自動保存:
    システムに頼ることで、人為的なミスを防ぎます。こまめな自動保存をオンにしてネット上にも控えを残すことで、「保存し忘れ」によるデータ消失のリスクを根本からなくすことができます。

「もしも」への備えが、未来の家族を笑顔にする

対策を終えた彼女は、以前と同じようにパソコンに向かっていますが、その表情はとても穏やかです。「これで、もしまた停電しても慌てずに済むね」と微笑む彼女の背後では、赤ちゃんが安心しきった顔でスヤスヤと眠っています。

いざという時、パニックに陥ることなく、本当に大切なものを真っ先に守れるように。「もしも」への備えは、日常の心に大きなゆとりを生み出してくれます。

災害やトラブルはいつやってくるかわかりません。あなたも今日、大切な家族と心を守るための備えを始めてみませんか?

この記事を書いた人

後藤 秀和(ごとう ひでかず)|防災士・株式会社ヒカリネット 代表
福島県で東日本大震災を経験したことをきっかけに、防災士の資格を取得。
被災経験と専門知識をもとに、本当に役立つ防災用品の企画・販売を行っています。
運営するブランド「HIH」は、個人家庭だけでなく企業・団体・学校にも多数導入され、全国の防災力向上に貢献しています。
被災経験者としてのリアルな視点と防災士としての専門性を活かし、安心・安全な備えを提案しています。

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